北海道放送(株)
急がれるワクチン接種。札幌の内科クリニックが、休みを返上で行っている訪問接種に同行しました。 「発熱外来」を設けて診察し、ワクチン接種も行っている札幌市豊平区の内科クリニックです。 「これから高齢者施設に向かって、15人ぐらい入居者のワクチン接種を行います」(とよひら公園内科クリニック・藤本晶子院長) 午前診療だけだった、30日、午後から訪問診療先のサービス付き高齢者住宅に向かいました。接種会場の食堂には入居者が集まっていました。 「外の空気を吸いたいです」(女性入居者) 入居者は、感染予防のため、およそ8か月間、外出できていません。待望の2回目のワクチン接種です。 札幌市中央区のサービス付き高齢者住宅に出向き、入居者にワクチン接種を行う藤本晶子(ふじもと・あきこ)医師です。 「3週間前に1回目打っていて、2回目の接種になります」(藤本晶子院長) 「きょう痛み止め配ってもらっているけど、飲んでくださいね」(藤本晶子院長) 「わかりました」(女性入居者) 1人1人の体調を確かめながら接種していきす。 「打ってから手がちょっと上がりづらいとか、1日や2日続いたが、なんともない」(男性入居者) 「(何かやりたいことは?)いっぱいあります。外に出たいです。外の空気を吸いたい」(女性入居者) 入居者は、感染予防のため、およそ8か月間、自由に外出できない生活を送っています。 「自由に買い物も行けないし、デイサービスもお休みしてるので、みなさんストレスが溜まって大変だったと思う。2回目打って2週間後ぐらいからは外出OK、デイサービスも開始する予定です」(ヘルパーステーションみらい・佐藤幸枝センター長) 施設職員の2回目の接種も間もなく終わります。佐藤センター長は、感染対策を続けながら少しづつ元の日常に戻したいと話します。 帰宅後の愛犬の散歩が藤本医師の日課です。 「雨降っても雪降ってもやるようにしている」(藤本晶子院長) 外出自粛が求められる中でも適度な運動は必要です。ただし、感染対策も欠かせません。 「人が動き出すと変異しながらウイルスは残っていく。マスク無しの生活にはもう戻れないと思った方がいいよと(患者に)話しはています」(藤本晶子院長) 藤本医師は、感染から回復後も後遺症に苦しむ人が増えているため、アレルギーなどで医師から止められない限り、ワクチン接種を受けて欲しいと話しています。 7月1日(木)「今日ドキッ!」午後6時台
「外の空気を吸いたい…」8か月外出していない高齢者 願いをかなえるワクチン訪問接種 北海道札幌市(HBCニュース) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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