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Monday, July 5, 2021

肉本来のおいしさ伝える [まいどっ] - 大阪日日新聞 - 大阪日日新聞

まいどっ

和幸亭・茨木店
「和幸」社長・大橋綾子さん (茨木市双葉町)

2021年7月6日

こだわりの特製弁当を披露する大橋社長(右)と伊藤総料理長

 開店から四半世紀にわたり、世代を超えて地域住民らに愛される焼き肉店が「和幸亭・茨木店」だ。大阪の有名ホテルで20年勤めた総料理長が、質のよい肉と素材を生かした味にこだわって考案したメニューがずらり。新型コロナウイルス禍では、特製弁当を開発するなど、時代のニーズを踏まえた挑戦を続けている。

 運営しているのは、飲食店やゴルフ練習場を経営する「和幸」(北区梅田1丁目)。大規模なチェーン展開ではなく、地域に根付くのを大切に営業してきた。

 誕生日といったお祝い事で、親に連れられて利用した子どもが成長。今度は自分の子どもを連れてくる姿や、成人して大阪を離れた後に帰郷した際、古里の味として来店する姿が見られるという。

 肉は基本和牛で、伊藤幸次総料理長が「柔らかく油が甘い、肉本来のおいしさを伝えたい」と、複数の仕入れ先から目利きをして選ぶ。そのため、店内の焼き肉のたれは、しょうゆをベースに上品な味わいに仕立て、肉自体の味わいを楽しめるようにしている。

 焼き肉と相性がいいキムチもこだわりの逸品。白菜を塩漬けしてから味付けまで3日間かけ、深みのある甘辛さが特徴だ。

 新型コロナ禍では、持ち帰りできる特製弁当を開発。サーロインを150グラムのせ、赤身と脂身のバランスがいい「国産牛サーロインステーキ弁当」(2700円)は、ボリュームを重視した。すき焼きをイメージし、たまりじょうゆにざらめを使って、あえて濃いめのたれを絡めた「すき肉弁当」(1650円)も人気だ。

 辻本益隆店長は「いいお肉を楽しめる店としてご利用いただければ」と来店を呼び掛ける。

 時代のニーズを踏まえた経営に意欲を示すのは大橋綾子社長。新型コロナ禍の収束後、「飲食業が衰退するのでは」と危機感を募らせる。特に、従事したい若者の減少を危惧。業務効率の改善をはじめ、食品ロス対策といった社会貢献の姿勢が大切とみており、「飲食業はお客さまに一番近い職業。接客の楽しさを伝えたい」と笑顔。「今後は同業種での連携も重要だ」と将来を見据える。

 茨木市双葉町7の20。新型コロナ関連の発令がない場合、営業時間は午前11時半〜午後3時、午後5〜11時。定休日は、12月31日と1月1日。問い合わせは電話072(635)7500。

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