新型コロナウイルス禍で客足の落ち込む商店街に安全に活気を取り戻そうと、大阪市のせんば心斎橋筋商店街(大阪市中央区)で29日、商店街内に本社を置く家電ベンチャー「カルテック」から、商店主らに同社製の首掛け式空気清浄機500台が贈られた。
製品は光を当てると吸着したウイルスなどを分解する「光触媒」の技術を活用しており、上部の排出口から浄化された空気が顔周辺に送られる仕組み。市場価格は1個1万2800円(税抜き)で、昨年10月の発売以来、累計販売台数は20万台を超えた。
商店街内で行われた贈呈式では、カルテックの染井潤一社長が「大阪もこれから大変かもしれないが、何か貢献できないかとの思いだ。商店街全体の発展につなげていきたい」とあいさつ。せんば心斎橋筋協同組合の大西章男・事務局長は「とてもありがたいこと。お客様に安心、安全にお買い物をしていただきたい」と話していた。
同組合では同日、「商都・大阪再起動」と題してキャンぺーンを開始。売り手、買い手が満足し、社会に貢献する商売を目指し「三方よしの商い地」と記したのぼりを、商店街内に順次掲出する。
家電ベンチャー、商店街に首掛け空気清浄機500台贈呈 - 産経ニュース
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