消費者庁は6月25日、イオンの力で花粉やPM2.5を除去するなどとうたうカード型空気清浄器の効果には根拠がないとして、販売元のSalute.Lab(サルーテラボ、大阪市中央区)に景品表示法に基づき1559万円の課徴金を課したと発表した。
商品名は「イオニアカードPLUS」。自社サイトや動画で花粉やPM2.5、ウイルスなどを挙げ「カードを身につけるだけで“空気のトラブル”からイオンの力であなたを守ります」など、あたかも商品から発生するイオンの作用で周囲1.5m程度の空間にある花粉やPM2.5を除去し、ウイルスや菌を寄せ付けない効果が得られるかのように表示していた。
消費者庁は裏付けとなる資料を求めたが、提出された資料は合理的な根拠を示すものではなかった。
サルーテラボは2016年設立。「健康・美容」をテーマにサプリメントや化粧品の企画/販売を手掛けている。2020年12月に今回の件で再発防止を含む措置命令を受けた。
関連記事
関連リンク
空気清浄カードの効果に裏付けなし 消費者庁、「イオニアカードPLUS」販売元に課徴金1559万円 - ITmedia
Read More
No comments:
Post a Comment