三菱電機は30日、鉄道車両向けの空調機器に加え、ドア開閉やブレーキに使う空気圧縮機で検査不正が判明したと発表した。検査不正の可能性のある鉄道車両用の空調機器の累計出荷は約8万4600台に上る。空気圧縮機で不正の可能性があるのは約千台。いずれも安全性に問題はないと説明しているが、JRや私鉄の各社が不正の対象製品を導入していることが30日に相次いで明らかになり、影響が広がった。
外部弁護士を含む調査委員会を設け、グループ内に他の不正がないか調べ、再発防止策も策定して公表する。不正の原因や、問題を長年把握できなかった背景の究明が焦点となる。
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三菱電、空気圧縮機も検査不正 空調は8万台超、調査委設置へ - 東京新聞
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