Butorosi: お肉が勝手に追加されていく!?ユニークな店「焼肉まるまさ」とは

Sunday, June 27, 2021

注文しなくてもお肉がどんどん出てくる！

「焼肉まるまさ」は、お客さんが来店すると勝手にお肉を提供し、お客さんからストップがかかるまでお肉を追加していく「おまかせストップ方式」の食べ放題のお店。
この方式では、最初にお店側が選んだ“肉の盛り合わせ（約500g）”が出されます。

お店が選ぶ肉の盛り合わせ

後はお客さんの食べ終わりのペースに合わせ、その日に仕入れたお肉を空いたお皿に次々追加。

食べ終わりのペースに合わせて肉が追加

串揚げ店では時々見かけますが、焼肉店ではほとんど見かけないスタイルで、何が出てくるかわからないワクワク感がお客さんに大好評です。
ランチの食べ放題で50分1,100円（税込）という驚きのコスパも人気の理由のひとつです。

焼肉まるまさを運営しているのは、（株）エイトリンク。おまかせストップ方式は、エイトリンクの社長が“おばあちゃんの家に行くとあれもこれもと料理がどんどん出てくる”ということからヒントを得て考案しました。

この方式はお客さんにだけでなく、お店側にもメリットがあります。
例えば、その日にお店にあるお肉を順番に出すため、いいものを無駄なく提供することが可能。出すお肉はお店が決めるため、原価調整がしやすいこともポイントです。

おまかせストップ方式のメリット

また、満腹ならお客さんから追加の注文は入らないため、普通の食べ放題のように注文によって食材を余らせてしまうことが、ほぼありません。
店員がオーダーを取りに行く手間もないため、オペレーションが少なく、人件費の削減も可能です。

お店は、以前は“煮込み”や“肉焼き盛り”など豪快な肉料理を提供する「肉バル」でしたが、おまかせストップ方式の「焼肉店」に業態を変えたことで、月商が約150万円から約240万円にアップしています。

業態変えで年商アップ

焼肉のほかにも、運営元のエイトリンクでは、色々なジャンルのお店でおまかせストップ方式を採用。
「イタリアン酒場」から変更した「餃子酒場」では餃子や麻婆豆腐などを、「焼き鳥まるまさ」は昼だけ喫茶店に変更し、ロールキャベツや肉じゃがなど様々なジャンルのランチ料理をおまかせで提供しています。

日曜あさ7:30～