空気銃を使って猫を射殺したとして、千葉県警は22日、千葉市、40歳代の男を動物愛護法違反(殺傷)と銃刀法違反(発射制限)の両容疑で逮捕した。同市や周辺では昨年末までの約2年間に、10匹以上の猫が同様の手口で殺傷されており、県警は関連を調べている。
捜査関係者によると、男は昨年12月中旬、同県八千代市内で、空気銃で鉛の弾を野良猫に向けて発射し、殺した疑いが持たれている。死骸の胸から見つかった弾は直径約5・5ミリで、殺傷能力が高かった。
同じ現場では昨年11月にも、別の野良猫が撃たれて重傷を負った。隣接する千葉市や習志野市で2019年以降、猫が撃たれ、死傷する事案が相次いだ。
男は県公安委員会から許可を得て、猟などの目的で空気銃を所持していた。今年1月頃に男の免許が失効した後、猫の殺傷事案は確認されていないという。
警察庁によると、動物愛護法違反の検挙数は昨年、全国で102件に上った。動物虐待への関心の高まりを受け、19年に改正動物愛護法が施行され、殺傷に対する罰則が「5年以下の懲役または500万円以下の罰金」に引き上げられた。
ネコを空気銃で射殺した男を逮捕…千葉市周辺、2年間に10匹以上が殺傷 - 読売新聞
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