肉の旨さを引き出すダッチオーブン料理
密を避けて開放感に浸れるとして、新型コロナの影響下でブームが加速したアウトドア。そんなアウトドアの醍醐味ともいえるのが食事だろう。ワイルドで趣向を凝らしたキャンプメシはインスタなどSNSで“映える”し、もちろん食べても旨い。 キャンプメシは数あれど、歴史のあるものは意外に少ない。今回紹介するダッチオーブン料理は、アメリカの西部開拓時代でも使われたといわれている。いうなれば、ダッチオーブンは“由緒正しい”アウトドア用具というわけだ。そう、キャンプメシ界における重鎮的存在である。 最初に訪れたのは渋谷駅から徒歩7分。オシャレなテラスでアウトドア料理が楽しめる「カフェ&テラス BBQ Noan ~maruta~」だ。注文したのは、ダッチオーブン料理では定番中の定番。丸鶏を使ったローストチキンである。 こんがりと焼き上がったチキンが運ばれてくると、スパイスの香ばしい匂いがテラスに漂う。テラスに面した道を歩いていく人たちが、鼻を鳴らして思わず覗き込んでくる。この匂いだけでビールが飲めそうだ。
やわらかく、たまらなくジューシー!
見た目のインパクトを楽しんだら、次は中身を堪能したい。お披露目が終わると、店員が一度下げてチキンをキレイに切り分けてくれる。丸鶏は旨いのだが、切り分けが面倒で……と言う人も多い。そのため、この切り分けサービスはとても嬉しいサービスである。 まずは胸肉の部分にかぶりついた。嚙み応えのある肉質だが、実にやわらかく、そしてたまらなくジューシーだ。この肉の部分の旨味をパワーアップさせているのが、皮だ。スパイスの染み込んだ鶏皮は、嚙むほどに肉汁が溢れ、ビールが止まらなくなる。 そんな肉汁をたっぷり吸い込んだのが、一緒に焼き上げた野菜だ。これがまた、たまらなく旨いのである。じっくりと焼き上げたことで、甘みが際立ち、あぁ……野菜ってこんなに甘いのか……と、図らずも感心。気がつけば皿の上は骨だけになっていたのであった。 <カフェ&テラス BBQ Noan ~maruta~の「ローストチキン」> ケイジャンスパイスをベースに作られたオリジナルスパイスでマリネされた丸鶏を焼き上げたローストチキン(2800円・税別・要予約)。目の前に置かれると、写真を撮りたくなる“映える”一品だ
肉汁ジュワッ~! 肉の旨さを引き出すダッチオーブン料理をお店で体験(女子SPA!) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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