別の牛肉が混入していたのは、新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んだ畜産農家を支援するため、県と国が費用を全額負担して、ブランド牛「甲州牛」を購入し、学校給食として提供する事業で、牛肉の混入を受けて、センターでは、社員への聞き取りなどの内部調査を進めていました。
会見の冒頭で、センターの駒井文彦社長は「このたびは大変申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
そのうえで、「今回の事案には、製造販売担当の複数の社員が関与していた」としたうえで、「新型コロナの感染拡大の影響で販売が低迷し、賞味期限が迫った肉の処理に困り、混入させてしまったことが分かった」などと説明しました。
そして、この事業では、合わせて延べ18か所に、706.5キロの原材料の牛肉が甲州牛として出荷されていましたが、その9%余りにあたる、合わせて64.7キロが、ほかの産地の牛肉だったことを明らかにしました。
また、別の民間による食育事業でも、3つの保育園に対して、甲州牛として出荷された原材料の43キロ余りの牛肉のうち、17%余りに当たる7.4キロが、ほかの産地の牛肉だったことも分かったということです。
センターでは、今後、県などの調査の結果を待ったうえで社内の懲罰委員会を開き、処分などを決定するとしています。
ブランド牛以外の牛肉混入「賞味期限迫った肉処理に困り」山梨 - NHK NEWS WEB
Read More
No comments:
Post a Comment